最強の抗酸化作用「フィトケミカル」でトレーニングで疲れた体を守れ!
こんにちは!一般社団法人DEEDスポーツトレーニング理論です!
今回注目するのは、体の酸化を防ぐ「抗酸化作用」。
この抗酸化作用は、一般的にアンチエイジングに効果的として話題になることも多いですが、習慣的にトレーニングを行う方にも意識的に摂取して頂きたい栄養素の1つです👍
抗酸化作用のある栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAが代表的ですが、今回は普段の食事にも取り入れやすい「フィトケミカル」を紹介します!
01. フィトケミカルって何?
フィトケミカルは「身体に必須ではないが健康によい影響を与える可能性のある植物由来の化合物」のことで、活性酸素による細胞の酸化を防ぐことで細胞の老化やガンなどの疾病を予防・抑制すると期待されている栄養素の一つです。
フィトケミカルは、植物が紫外線による活性酸素などから身を守るために作り出した栄養素といわれており、その多くは強い抗酸化作用(体が錆びないように、酸化を抑制する作用)を持つという特徴があります!
※活性酸素は、体内に取り込んだ酸素うちの数パーセントが活性酸素になり、体内の細胞を「サビさせる」ことにより、 深刻なダメージを与えることが分かっています。この活性酸素が必要以上に発生すると細胞を傷つけ、疲労感、筋損傷、免疫機能の低下、シ ワやシミ、癌、胃・十二指腸潰瘍、糖尿病、動脈硬化、リウマチ、白内障などをもたらすと考えられています。
02. 魚貝類にもフィトケミカルが含まれる!
「フィトケミカル」は、名前こそ特殊ですが、トマト(リコピン)や人参(βカロテン)、ぶどう(アントシアニン)、サーモン・海老(アスタキサンチン)など、普段食べている食品にもフィトケミカルが含まれているものがたくさんあります。
その中でもブロッコリーは、約200 種類以上のフィトケミカルを含み、フィトケミカル以外にも活性酸素を除去するビタミンCやビタミンE なども豊富に含まれることから、抗酸化作用を持つ野菜の中で代表的な食品といえます!
なぜ、フィトケミカルは植物由来なのに、海老やサーモンにも「アスタキサンチン」というフィトケミカルが含まれているのか?🤔
このアスタキサンチンは、もともと藻に含まれており、その藻をえびが食べる→藻を食べたえびをサーモンが食べる。
このように藻を食べた海老やサーモンにアスタキサンチンが蓄積されるので、植物ではない海老やサーモンにもフィトケミカルの一種であるアスタキサンチンが含まれているのです!
03. 「フィトケミカル」は一石二鳥の栄養素!
このように植物の色素を取り入れた海老やサーモン、カニなどの魚貝類にもフィトケミカルが豊富です。
これらの食品は、低脂質、高タンパク質で脂質の種類としても血管や脳の機能改善にいい影響を与えるものが豊富に含まれています
野菜で摂取する際も、酸化の抑制はもちろん、不足した食物繊維やビタミン類などの栄養素も一緒に摂ることができるので「色鮮やかな食品を選ぶ」ことで複数の効果が見込めます。
また、フィトケミカルは、サプリメントのように1つの成分だけ摂るのではなく、食品を組み合わせて食事として摂るとより効果的です👍
悩みに合ったフィトケミカルを選ぼう!
同じフィトケミカルにも、抗酸化作用+αの特徴があると言われています。
ここでは3つ紹介していますが、これはほんの一部です。
同じ栄養素でも複数の作用があるため、体の悩みと食事を結びつけながら取り入れやすい食品を探してみてください!
フィトケミカルを摂取するポイントは「フィトケミカルを多く含む、色鮮やかな食品を選ぶ」「食事で摂る」の2つ💡
抗酸化作用を含む食品の摂取による、筋肥大効果やダイエット効果は確認されていませんが、生涯の健康維持に間違いなく重要になりますので、これらを意識しながら普段の食事に取り入れてみてください!
一般社団法人DEEDスポーツトレーニング理論では、筋肉をつけるや痩せるなどの体を変化させる食事だけでなく、長期的な健康を獲得するための栄養学的アプローチも力を入れて行なっております。外部から栄養を摂取しなければ生きられない人間にとって「栄養学」は、体を作る上でなくてはならない学問ですので、少しでも興味を持って頂けると嬉しいです!
当スクールは、パーソナルトレーナーの短期(6ヶ月)養成講座となっておりますが、トレーナーとして活動したい方だけでなく、ご自身のトレーニングに生かしたい方、身体について学びたい方など、様々な目的の方に受講頂いております。
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